概要
著名な芸術家から新進気鋭の若手アーティストまで、幅広いジャンルの講師陣を招き、「少人数・ディスカッション・体感型」を前提とし、単なる座学に留まらない、新たな思考の柔軟性を獲得する場を提供する「Flexible Theory」。
第4弾は、漆芸作家の今井美幸氏にお越しいただき、Flexible Theory〜漆芸〜を開催しました。
普段、私たちの日常でもよく見かけ、身近な存在の「漆芸」。
漆はじっくりと時間をかけて固まっていく性質のために、1つの作品を作るのに時間をかけて仕上げる必要があるそうです。漆を採取する手法は国によって様々で、歴史の中でも漆の役割は時代とともに変化してきたことなど、今井さんの作品を始め、多くの作品紹介を交えながらお話ししていただきました。
イベント後半では、伊東先生(東京藝術大学 COI拠点・特任教授)のナビゲートで、受講者(※)と中身の濃いディスカッションを実施。
※参加者=受講者(少人数のディスカッション参加者)+オーディエンス(聴講者)
普段身近にありながらも知らないことばかりで、漆について多くの新しいことを知る会となったのではないでしょうか。みなさんもぜひ身近にある漆芸を手にとって、その素晴らしさに触れてみてください。
次回のFlexible Theoryも是非お楽しみに!